GEMÜ Valves China でのバタフライバルブの生産は,GEMÜ のグローバルな生産構想の一端をなすものです。このグローバルな生産構想の一環として GEMÜ は,上海工場におけるバタフライバルブの生産能力をさらに拡充することを決定しました。
品質に重大な影響を及ぼす製造工程の生産性を高めるべく,加工能力を大幅に拡充しました。具体的には,GEMÜ は機械加工、バルブボディとディスクのコーティング、に集中的な投資を行い,現在はこれらの製造工程は自社のバタフライバルブ製造センターで最先端科学技術を援用しながら実施しています。
直近で新しい全自動コーティング設備を導入し,稼働を開始しました。さらに GEMÜ は,厳しい形状公差および位置公差を達成するために,特別な製造およびクランピングコンセプトを開発しました。
それだけではありません。GEMÜ Valves China のドイツ人と 中国人 スペシャリストで構成された協同研究のプロジェクトチームは,過去数カ月にわたり製造工程の最適化のために個々のパラメータの微調整を集中的に行ってきました。これらが完了した今,拡充された GEMÜ の製造センターが稼働し始めました。
これにより上海に、次世代の GEMÜ R480 Victoria ソフトシートや、最も厳格な品質基準に基づいて製造されるバタフライバルブの専門拠点が誕生しました。
GEMÜ のマネージングディレクターであるゲルト・ミュラー(Gert Müller)は,中国における製造能力の拡充について,「中国のバタフライバルブ製造センター における製造能力の拡充は,グローバルな生産構想を進めるうえで重要な一歩となりました。高度な製造工程を行う上海工場の拡張により、お客様に大幅に改善された安全性と柔軟性を提供し,その他の拠点においても「Made by GEMÜ」計画を実施していきます。」とコメントしています。
2000 年に設立された GEMÜ Valves China は,GEMÜ グループ最大の子会社のひとつです。既に上海の同社には今回の製造能力拡充以前から,GEMÜ で最先端の工場でした。GEMÜ Valves China は従業員,設備,製造および物流部門への継続的な投資により,GEMÜ のグローバルな生産構想の重要な拠点となっています。