インゲルフィンゲン(ドイツ)のバルブメーカー GEMÜ は,「グローバルマーケットリーダー 2020」として改めてザンクトガレン大学(スイス)とアカデミー・ドイチャー・グローバルマーケットリーダー(Akademie Deutscher Weltmarktführer,経済振興のための研究や催事を企画・運営するドイツの企業)のグローバルマーケットリーダーインデックスに名を連ねました。
高い技術を誇るオーナー企業 GEMÜ Gebrüder Müller Apparatebau GmbH & Co. KG は,ヴィルトシャフトヴォッヘ誌(WirtschaftsWoche,ドイツの有力経済週刊誌)が優れた品質を持つ企業に贈る「グローバルマーケットリーダー 2020 – チャンピオン」の称号を,4 年連続で授与されました。これによりヴィルトシャフトヴォッヘ誌は,Weltmarktführerindex(グローバルマーケットリーダーインデックス)の「バルブおよび自動化機器:サニタリープロセス向けバルブ,制御システム」セグメントに GEMÜ を掲載することを決定しました。
グローバルマーケットリーダーインデックスは,ザンクトガレン大学の HBM 企業スクールのクリストフ・ミュラー(Dr. Christoph Müller)教授の学問的な監修により,Akademie Deutscher Weltmarktführer(ADWM,アカデミー・ドイチャー・グローバルマーケットリーダー)と共同で作成されるものです。インデックスは,真のグローバルマーケットリーダーを決定するために,客観的な選考基準と透明性の高いプロセスを用いて作成されます。集められた情報は科学的に評価され,選考結果は要約した形で公表されます。
審査員たちは,以下の条件を満たす企業を「グローバルマーケットリーダーチャンピオン」に認定します:当該市場セグメントにおいて世界首位または第 2 位の位置を占め,3 つ以上の大陸に自社の生産拠点および/または販売拠点を擁し,年間売上げが 5 千万ユーロ以上で,売り上げに占める輸出の割合が 50 % 以上である企業。「グローバルマーケットリーダーチャンピオン」の称号を受けるためのもうひとつの重要な基準は,(所有者や)経営本部が DACH(ドイツ,オーストリア,スイス)地域にあることです。
オーナー企業である GEMÜ は,企業拠点をインゲルフィンゲン-クリースバッハ(バーデンヴュルテンベルク州,ドイツ)に構え,27 の販売拠点とドイツ,スイス,中国,ブラジル,フランスおよび米国の 6 か所に生産拠点を擁し,選考の基本条件を満たします。これらの必須条件だけでなく,サニタリープロセスにおけるバルブ,制御システムの分野で,最前線のテクノロジーを以て業界をリードしていることこそが,GEMÜ に今回の栄誉とヴィルトシャフトヴォッヘ誌が優れた品質の証としている「グローバルマーケットリーダー 2020 – チャンピオン」をもたらした決定的な理由なのです。
GEMÜ のマネージングディレクターであるゲルト・ミュラー(Gert Müller)は以下のように述べています,「ヴィルトシャフトヴォッヘ誌による表彰は,常に GEMÜ の革新力に投資して新たな製品を開発し,既存の製品を継続的に改善することの価値が認められたことを意味します。お客様の要望を重視するという弊社の姿勢と,デジタル化された未来への投資も受賞の原動力となったことでしょう。」