充填プロセスの領域において,プラントエンジニアおよびユーザーと緊密な関係を保つことにより,GEMÜ は長年にわたりノウハウを蓄積し,この領域におけるさまざまな課題に対するソリューションを発展させてきました。新しい充填バルブラインナップにより,GEMÜ はこの伝統を継続します。
GEMÜ PD テクノロジーを使用することにより,アクチュエーターの摺動部品を接液部から完全に分離し,同時に高い開閉サイクルで使用することができます。これにより,スピンドルを伝ってアクチュエーター内に流体の残渣が運ばれてしまい,清浄されないままになってしまう,いわゆる巻上げを防ぎます。接液部の洗浄性が改善する他に,バルブは非常にコンパクトな設計で摩耗部品の交換は簡単で迅速に行えます。従来の空気操作バリエーションに加えて,新型の電動バージョンも供給可能です。
GEMÜ F40 と GEMÜ F60 の 2 つは,サニタリー分野のほぼ全ての充填プロセスにおいて採用されています。一体型 PTFE シールを使用することにより,2 つのバルブは油や脂肪を含む流体にも適しています。
新しい充填バルブラインナップにおける最初の 2 つは,今年 6 月に開かれるフランクフルト国際化学技術・環境保護・バイオテクノロジー専門見本市(ACHEMA)で公開されます。