インゲルフィンゲンのバルブメーカーは,「ワールドマーケットリーダー 2018」として改めてザンクトガレン大学(スイス)とアカデミー・ドイチャー・ワールドマーケットリーダー(Akademie Deutscher Weltmarktführer,経済振興のための研究や催事を企画・運営するドイツの企業)のワールドマーケットリーダーインデックスに名を連ねました。
GEMÜ Gebrüder Müller Apparatebau GmbH & Co. Kgは,ヴィルトシャフトヴォッヘ誌(WirtschaftsWoche,ドイツの有力経済週刊誌)が優れた品質を持つ企業に贈る「ワールドマーケットリーダー 2018 – チャンピオン」の称号を,3 年連続で授与されました。これにより WirtschaftsWoche 誌は,Weltmarktführerindex(ワールドマーケットリーダーインデックス)の「バルブおよび自動化機器:無菌プロセス向けバルブ,プロセスおよび制御技術」セグメントに GEMÜ を掲載することに決めました。
ワールドマーケットリーダーインデックスは,ザンクトガレン大学の HBM 企業スクールのクルストフ・ミュラー(Dr. Christoph Müller)教授による学問的な監修により,Akademie Deutscher Weltmarktführer(ADWM,アカデミー・ドイチャー・ワールドマーケットリーダー)と共同で作成されるものです。インデックスは,真のワールドマーケットリーダーを決定するために,客観的な選考基準と透明性の高いプロセスを用いて作成されます。集められた情報は科学的に評価され,選考結果は要約した形で公表されます。
審査員たちは,以下の条件を満たす企業を「ワールドマーケットリーダーチャンピオン」に認定します:3 つ以上の大陸に自社の生産会社および/または販売会社を擁し,年間売上げが 5 千万ユーロ以上で,当該市場セグメントにおいて世界首位または第 2 位の位置を占め,売り上げに占める輸出の割合が 50 % 以上である企業。「ワールドマーケットリーダーチャンピオン」の称号を受けるためのもうひとつの重要な基準は,(所有者や)経営本部が DACH(ドイツ,オーストリア,スイス)地域にあることです。
オーナー経営のファミリー企業である GEMÜ は,企業拠点をインゲルフィンゲン-クリースバッハ(バーデンヴュルテンベルク州,ドイツ)に構え,27 の販売拠点とドイツ,スイス,中国,ブラジル,フランスおよび米国の 6 か所に生産拠点を擁し,選考の基本条件を満たします。これらの必須条件だけでなく,無菌プロセスにおけるバルブ,プロセス制御技術の分野で、最前線のテクノロジーを以て業界をリードしていることこそが,GEMÜ に今回の栄誉と WirtschaftsWoche 誌が優れた品質の証としている「ワールドマーケットリーダー 2018 – チャンピオン」をもたらした決定的な理由なのです。
GEMÜ マネージングディレクターのゲルト・ミュラーは,「ワールドマーケットリーダーとして 3 年連続してインデックスに名を連ねることができたことを誇りに思います。WirtschaftsWoche 誌による賞は,お客様の要望,製品品質,および製品ポートフォリオの継続的な拡張を中心課題としたことが功を奏したことの証です。」と話し,さらに「学術的な方法に基づいた今回の賞は,GEMÜ の世界的な成功とマーケットにおける技術的な優位性を確証するものです。」と言葉を続けました。