GEMÜ 二重偏心型バタフライバルブ Tugela は,高い耐熱性および耐圧性に適応

GEMÜ 二重偏心型バタフライバルブ Tugela は,高い耐熱性および耐圧性に適応

GEMÜ 二重偏心型バタフライバルブ Tugela は,高い耐熱性および耐圧性に適応

バルブ専門メーカーの GEMÜ は,ウェハー式の DN 50 から DN 600 までの GEMÜ R470 シリーズ Tugela をいよいよ発売します。

この高性能バルブは,すでに数年前から GEMÜ China で販売実績があります。GEMÜ バタフライバルブの製品ラインナップを全世界に広げて提供していきます。
特に二重偏心構造に特長があり,そのために高性能バルブとも呼ばれる GEMÜ 二重偏心型バタフライバルブは,最高使用圧力 4.0MPa と最高使用温度 230 ℃まで使用できます。開閉時にディスクがシートリングから離脱するため,シール面の摩耗を防ぎ,製品寿命を延ばすことができます。アクチュエーターフランジの止めねじにより,グランドパッキンはカーボンブレードベアリングの中にあるシャフトで直接増し締めができます。これによりバタフライバルブを配管した状態でメンテナンス作業を行うことができ, メンテナンスコストが大幅に削減されます。

開閉が簡単で製品寿命を延ばす二重偏心型仕様
バタフライバルブは,主に 3 種類の構造で設計されます。
GEMÜ Victoria シリーズのような同心仕様では,シートフィッティングの中心に回転軸があり,メインシールはシャフトによって遮断されます。
一重偏心構造の場合は,メインシールが軸中心線へ動かされます。この構造では,シール範囲全体が遮断されません。
二重偏心型仕様では,さらに 2 つ目の偏心として,軸中心線が配管中心線からさらに動かされ,シャフトの中心が配管の中心へわずかにずれます。

GEMÜ R470 Tugela バタフライバルブのさらなる特長は,シャフトが破損した場合の追加予防策としてのシャフトブローアウト保護機能とボール形状のアップデートされたディスク設計によって密閉性が向上したことです。その他に,GEMÜ R470 Tugela は ATEX 準拠のエリアで使用するための帯電防止スプリングとTFM シートリングを備えており,TFM シートリングは特に耐脆性に優れ,広範な温度範囲において信頼性の高い使用を保証します。

 

Tugela
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