インゲルフィンゲン(ドイツ)のテクノロジー企業 GEMÜ は,この度もまたザンクトガレン大学(スイス)とアカデミー・ドイチャー・グローバルマーケットリーダー(Akademie Deutscher Weltmarktführer,経済振興のための研究や催事を企画・運営するドイツの企業)のグローバルマーケットリーダーインデックスに名を連ねました。
ヴィルトシャフトヴォッヘ誌(WirtschaftsWoche,ドイツの有力経済週刊誌)は,オーナー企業であるバルブ専門メーカー GEMÜ に,同誌が優れた品質を持つ企業に贈る「グローバルマーケットリーダー 2021 チャンピオン」の称号を授与しました。これは 5 年連続の快挙です。これによりヴィルトシャフトヴォッヘ誌は,Weltmarktführerindex(グローバルマーケットリーダーインデックス)の「バルブおよび自動化機器:無菌プロセス向けバルブ,プロセスおよび制御技術」セグメントに GEMÜ を再掲載することを決定しました。
グローバルマーケットリーダーインデックスは,ザンクトガレン大学のクリストフ・ミュラー(Dr. Christoph Müller)教授による学問的な監修により,Akademie Deutscher Weltmarktführer(ADWM,アカデミー・ドイチャー・グローバルマーケットリーダー)と共同で,客観的な選考基準と透明性の高いプロセスにより作成されています。その一環としてビジネス誌のヴィルトシャフトヴォッヘは,毎年,各分野におけるグローバルマーケットリーダー 500 人を特集号に掲載しています。
審査員たちは,「当該市場セグメントにおいて世界首位または第 2 位の位置を占め,3 つ以上の大陸に自社の生産拠点および/または販売拠点を擁し,年間売上げが 5 千万ユーロ以上で,売り上げに占める輸出の割合が 50 % 以上」,という条件を満たす企業を「グローバルマーケットリーダーチャンピオン」に認定します。「グローバルマーケットリーダーチャンピオン」の称号を受けるためのもうひとつの重要な基準は,(所有者や)経営本部が DACH(ドイツ,オーストリア,スイス)地域にあることです。
オーナー企業である GEMÜ は,本社をインゲルフィンゲン-クリースバッハ(バーデンヴュルテンベルク州,ドイツ)に構え,27 の販売拠点とドイツ,スイス,中国,ブラジル,フランスおよび米国の 6 か所に生産拠点を擁し,選考の基本条件を満たします。これらの必須条件だけでなく,サニタリープロセスにおけるバルブ,制御技術の分野で,最前線のテクノロジーを以て業界をリードしていることこそが,GEMÜ に今回の栄誉とヴィルトシャフトヴォッヘ誌が優れた品質の証としている「グローバルマーケットリーダー 2021 – チャンピオン」をもたらした決定的な理由なのです。
GEMÜ グループのマネージングディレクターであるゲルト・ミュラーは,「特殊なそして厳しい課題が突きつけられているこの年に,グローバルマーケットリーダーに選ばれたことを大変誇らしく思います。このことは,革新力と顧客への個別のカスタマイズソリューションに注力し,同時にデジタル化といった将来のテーマに投資するのが正しい道であることを示すものです。」と述べています。