GEMÜ ヨーロッパ製造・物流センター

組み立て,物流,配送

GEMÜ ヨーロッパ製造・物流センター

最先端の GEMÜ 製造・物流センター(PLZ)は,ホーエンローエ工業団地内にあり,アウトバーン 6 に面していて,遠くからでもひと目でよく分かる場所にあります。

 

GEMÜ は 2013 年に製造・物流センターの業務を開始し,現在では顧客に関連するすべての組み立て・物流業務を一つの建物に集約させた,新しい複合センターとなっています。GEMÜ はグローバルな製品の流れをここで一括管理し,ヨーロッパのすべての顧客への迅速な配送を可能にしました。テクノロジー企業である GEMÜ は,ここでも先端設備を導入しており,製造・物流センター内での製品の移動には自動運転ロボットを使用しています。

 

目標はプロセスの最適化

製造・物流センターの計画,建設にあたっては,収容能力の拡大だけでなく,全プロセスの最適化も目標に据えられました。GEMÜ グループの全体的なサプライチェーン戦略の一環として,原材料の仕入れからエンドユーザーへの発送に至るすべてのプロセスが製造・物流センター内で統合されています。

 

効率性と人間工学

従業員の健康は,GEMÜ にとって非常に重要です。そのため GEMÜ は,計画段階から仕事場での人間工学に高い要求を課し,一貫してそれらを実施しています。組み立てプロセスの最適化の一環として,材料の継続的な流れを確保し,GTP(Goods to Person)の実施によって作業効率の向上を実現しています。また,これは仕事場の人間工学にとってもプラスに働きます。組み立てに必要な部品や作業ツールが,すべて仕事場で作業者に直接供給されるからです。必要な部品全てが,従業員が必要とする場所まで届けられます。仕事場では,リフトが作業高さまで製品を配置することで,身体をかがめて持ち上げるという動作が不要になっています。