プラント保全作業をサポートする電子システムを改良

プラント保全作業をサポートする電子システムを改良

プラント保全作業をサポートする電子システムを改良

バージョン の Conexo アプリと Conexo ポータルが登場。機能範囲が拡大したほか,操作が簡単に。

バージョン の Conexo アプリと Conexo ポータルが登場。機能範囲が拡大したほか,操作が簡単に。

GEMÜ は,プラント関連のさまざまな保全および保守管理作業を電子的にサポートする Conexo システムを提供しています。このシステムでは,プラントの重要な構成要素の一つひとつに RFID チップを取り付けます。それを「Conexo Pen」と呼ばれる RFID リーダーで読み取ります。さらに,モバイル端末にインストールした Conexo アプリも使用します。このシステムにより,保全プロセス全体の透明性が向上し,文書の作成&管理が改善されます。保全作業員のガイドとして保全プランを活用するほか,個々のコンポーネントに関係する,工場認証やテスト結果を記載した文書,取付説明書などの情報を,作業中に直接手元に呼び出すことができます。システムの中核をなす Conexo ポータルで,すべてのデータを収集,管理し,続いて加工します。

ユーザーとの集中的な対話を経て,私たちはシステムを改良し,新たな機能を追加しました。操作がこれまで以上に簡単になったほか,データ処理能力が著しく向上し,保全作業を行う上での柔軟性が改善されています。目指すコンポーネント探しや権限管理,RFID チップの付いていないコンポーネントの画像撮影をはじめ,さまざまな面で機能の強化と最適化が図られています。

「新しい機能性により,私たちはお客様のニーズにより良く応えると同時に,システム全体の生産性向上の達成を目指しました。」Conexo 担当プロダクトマネージャーのマリオ・ニクラス(Mario Niklas)はこのように述べ,さらに「Conexo システムについては,これ以外にも興味深い改良が進んでいます。その詳細は今年 6 月に開かれるフランクフルト国際化学技術・環境保護・バイオテクノロジー専門見本市(ACHEMA)で多くの方々にご覧いただく予定です」と語りました。