酸素アプリケーションにおける安全性

酸素アプリケーションにおける安全性

酸素アプリケーションにおける安全性

インゲルフィンゲン(ドイツ)のバルブメーカー GEMÜ が酸素アプリケーション向け製品ポートフォリオを拡張します。

GEMÜ は酸素アプリケーション向け製品ポートフォリオを拡張し,気体酸素アプリケーション用に,多数のダイアフラムバルブに加えグローブバルブとコントロールバルブも提供いたします。 安全なプラント運転のために,GEMÜ は特に媒体と接触するすべてのコンポーネントの材質選定に留意しました。酸素アプリケーションにおいては,特に補助材質およびシール材質に注意が必要です。そのためたとえば,気体酸素アプリケーションに適している GEMÜ のすべてのグローブバルブのスピンドルシールは,難燃性材質の PTFE 製となっています。

多くの物質は濃縮酸素あるいは純粋酸素により激しく急速に燃焼するので,酸素は取扱いの難しい使用流体とされています。そのため気体酸素を使用するアプリケーションに対しては,格段の慎重さが求められます。ドイツでは,特定の材質が取扱いに注意が必要な流体に適したものであるかどうかは,BAM(Bundesanstalt für Materialforschung und -prüfung = ドイツ連邦材料試験研究所)により試験・判定されます。

GEMÜ は,酸素アプリケーション向けに豊富なバルブを提供いたします。そのラインナップには,統一されたステンレス設計のグローブバルブ GEMÜ 550,きわめてコンパクトな設計が特長の GEMÜ 554 タイプ,電動式の GEMÜ 549 eSyDrive タイプなどが含まれます。これらのすべてのバルブにおいて,BAM により気体酸素との使用に適していると認められたシール材質および補助材質が使用されています。さらに,小さい呼び径のダイアフラムバルブ GEMÜ 601,小口径から大口径にまで対応した GEMÜ 650 BioStar,フィリングバルブ GEMÜ 660 も BAM により構造が試験され,認定を取得しました。

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